スマホを使っていると、ある日突然、
「ストレージの空き容量がありません」
という表示が出ることがあります。
写真を撮ろうとしたら容量不足。
アプリを更新しようとしても空き容量が足りない。
こうなると、急いで何かを削除したくなりますよね。
でも、適当に写真を消すのはちょっと待ってください。
まず確認したいのは、「何がスマホの容量を使っているのか」です。
写真が原因だと思っていたら、実は大きな動画や使っていないアプリが原因だった、ということもあります。
この記事では、スマホの容量が少なくなったときに、なるべく大切なデータを消さずに整理する順番を紹介します。
まずは「何が容量を使っているか」を確認する
容量を減らす前に、最初にやることはストレージの確認です。
いきなり写真を削除する必要はありません。
iPhoneの場合
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」
から確認できます。
6
Androidの場合
機種によって表示は多少違いますが、
「設定」→「ストレージ」
などから確認できます。
ここを見ると、
- 写真・動画
- アプリ
- メッセージ
- ダウンロードしたファイル
- その他のデータ
など、何が容量を使っているのかを確認できます。
まず大きなものから確認する。
これだけでも、無駄な作業をかなり減らせます。
容量を減らすなら、この順番がおすすめ
私なら、容量不足になったときは次の順番で確認します。
- ストレージの使用状況を見る
- 大きな動画を整理する
- 失敗写真・重複写真を整理する
- スクリーンショットを整理する
- 使っていないアプリを削除する
- ダウンロードしたファイルを整理する
- 必要に応じてキャッシュを整理する
- 「最近削除した項目」を確認する
- 大切な写真や動画はバックアップする
- 一度に全部やらず、10分ずつ整理する
ポイントは、「とにかく写真を消す」ではないことです。
容量の大きいものから確認していきましょう。
1.まず大きな動画を探す
写真を大量に削除する前に、私はまず動画を確認することをおすすめします。
動画は写真よりもファイルサイズが大きくなりやすいため、不要なものが見つかれば、一度の整理でかなり空き容量を確保できることがあります。
例えば、
- 試しに撮影した動画
- 同じ場面を何度も撮った動画
- 撮影に失敗した動画
- SNSなどから保存した動画
- もう見返さない動画
などです。
特に、
「撮ったことすら忘れていた動画」
は整理候補です。
写真を100枚削除するより、不要な大きな動画を数本整理したほうが効率がいい場合があります。
写真や動画だけでなく、通知やバッテリーなども見直すと、スマホ全体が少し使いやすくなります。スマホがちょっと疲れるときに見直したいこともまとめています。
2.似た写真や失敗写真を整理する
次に写真を確認します。
写真を撮っていると、
- 同じ場所で何枚も撮る
- ピントが合っていない
- 手ブレしている
- 似た構図が何枚もある
ということがあります。
全部残しておく必要がなければ、
「一番気に入った1枚を残す」
というルールにすると整理しやすくなります。
例えば旅行の写真なら、
「同じ景色を10枚撮っていたら2〜3枚にする」
くらいでも十分です。
大切なのは、思い出まで勢いで削除しないこと。
迷った写真は無理に削除せず、後回しにしましょう。
3.スクリーンショットを整理する
意外と増えやすいのがスクリーンショットです。
例えば、
- 商品ページ
- 地図
- 予約画面
- クーポン
- メモ代わりの画面
- SNSの投稿
- 一時的に保存した情報
など。
撮った直後は必要でも、数か月後には必要なくなっていることがあります。
写真を整理するときは、通常の写真だけでなく、
「スクリーンショット」も確認する
のがおすすめです。
「これは何のために保存したんだっけ?」
と思ったものは、削除候補にしてみましょう。
4.使っていないアプリを確認する
写真だけが容量を圧迫しているとは限りません。
スマホのストレージ画面を見て、容量の大きなアプリがあれば確認してみましょう。
例えば、
- 一度だけ使った旅行アプリ
- 以前遊んでいたゲーム
- 使わなくなった動画アプリ
- 試しに入れたアプリ
- 何年も起動していないアプリ
などです。
判断するときは、
「これ、最後に使ったのはいつだろう?」
と考えてみます。
必要になったら再インストールできるアプリなら、削除することで容量を空けられる場合があります。
ただし、アプリを削除すると保存されているデータが消える場合もあるので、必要なデータがないか確認してから削除しましょう。
5.ダウンロードしたファイルを整理する
意外と忘れやすいのが、ダウンロードしたファイルです。
例えば、
- 画像
- 書類
- 説明書
- ZIPファイル
- Webサイトから保存したファイル
など。
「あとで見る」と思ってダウンロードしたものが、そのまま残っていないでしょうか。
一度ファイル管理アプリを開いて、
「これは今でも必要?」
と確認してみてください。
必要なファイルまで削除しないように注意しながら、不要なものだけ整理しましょう。
6.LINEなどのアプリに保存された写真・動画も確認する
家族や友人とのやり取りで、写真や動画をたくさん受け取ることがあります。
その中には、
「一度見ただけ」
「同じ写真をすでに保存している」
というものもあるかもしれません。
必要な思い出は残しておきたいところですが、不要な画像や動画が大量に残っている場合は整理候補になります。
ただし、メッセージアプリは設定や仕様によってデータの扱いが異なるため、削除する前にアプリ内の説明を確認してください。
7.キャッシュを整理する
アプリによっては、一時的なデータである「キャッシュ」が保存されています。
Androidでは、アプリのキャッシュを削除できる場合があります。
ただし、
「キャッシュを削除」と「ストレージを消去」は別物です。
「ストレージを消去」などの操作では、アプリに保存されたデータが削除される場合があります。
そのため、よく分からない状態で操作するのはおすすめしません。
iPhoneについても、すべてのアプリでAndroidと同じようにキャッシュだけを削除できるわけではありません。
「容量を減らしたいから、とりあえず全部消す」
という操作は避けましょう。
8.写真を削除したら「最近削除した項目」も確認する
「写真をたくさん削除したのに、容量があまり増えない」
そんなときは、削除した写真がまだ残っていないか確認してみましょう。
iPhoneでは、削除した写真や動画は「最近削除した項目」に一定期間保存されます。
不要な写真がここに残っていて、完全に削除したい場合は、
「写真」→「コレクション」→「ユーティリティ」→「最近削除した項目」
から確認できます。
ただし、一度完全に削除すると元に戻せない場合があります。
本当に不要な写真なのかを確認してから削除してください。
9.大切な写真は「消す前」にバックアップする
ここはかなり重要です。
容量を空けたいからといって、大切な写真や動画を勢いで削除するのはおすすめしません。
残しておきたい写真があるなら、
- iCloud
- Googleフォト
- パソコン
- 外付けストレージ
などに保存しておく方法があります。
そして、
「バックアップしたつもり」ではなく、実際に保存されていることを確認してから削除する
のが安心です。
特に写真をクラウドで管理している場合は、サービスによって削除したときの動作が違います。
「クラウドにあるからスマホから消しても大丈夫」と思い込まず、利用しているサービスの仕組みを確認してから操作しましょう。
10.全部を一気に整理しない
最後は、容量そのものを減らす方法ではありません。
でも、私はこれがかなり大事だと思います。
スマホの中に写真が何千枚もあると、
「全部整理しよう」
と思った時点で嫌になってしまいます。
そこで、
今日は10分だけ
と決めます。
例えば、
月曜日 スクリーンショットだけ整理
水曜日 動画だけ確認
金曜日 使っていないアプリを確認
というように、少しずつ進めます。
「今日は20枚だけ削除する」でも構いません。
一度に完璧にする必要はありません。
スマホの整理は一度に全部やろうとせず、暇な時間に少しずつ進めるくらいでも十分です。お金をかけずにできる暇つぶしを探しているなら、こちらも参考にしてみてください。
容量不足になったときの「10分整理」
「結局どこから始めればいいの?」
という場合は、まずこれだけやってみてください。
① ストレージを確認
何が容量を使っているのかを見る。
↓
② 大きな動画を探す
不要なものがあれば削除。
↓
③ スクリーンショットを見る
古いものや一時的なものを整理。
↓
④ 使っていないアプリを見る
長期間使っていないものを確認。
↓
⑤ 最近削除した項目を確認
完全に削除して問題ないものだけ整理。
これだけでも、スマホの容量を整理するきっかけになります。
写真を削除するときの「迷ったら残す」ルール
写真整理で一番困るのが、
「これ、消していいのかな?」
という問題です。
私は、迷う写真まで無理に削除する必要はないと思います。
例えば、
「1年後に見返したいと思う?」
と考えてみる。
「たぶん見ない」と思う写真から整理していけば、比較的進めやすくなります。
逆に、
「ちょっと迷う」なら、いったん残す。
これくらい慎重でもいいでしょう。
容量を減らすことより、大切な写真を間違えて失わないことのほうが重要です。
容量不足を防ぐために月1回だけ確認する
容量が完全になくなってから整理するより、少し余裕があるうちに確認するほうが楽です。
例えば月末に、
「スマホ整理の日」
を10分だけ作ってみます。
確認するのは、
- 大きな動画
- スクリーンショット
- 不要な写真
- 使っていないアプリ
- ダウンロードファイル
くらいで十分です。
毎月少しずつ整理しておけば、写真が何千枚もたまってから一気に整理する必要がなくなります。
まとめ|スマホの容量は「大きいものから」整理しよう
スマホの容量がいっぱいになったからといって、いきなり写真を大量に削除する必要はありません。
まずは、
「何が容量を使っているのか」
を確認するところから始めましょう。
そのうえで、
- 大きな動画を整理する
- 不要な写真を整理する
- スクリーンショットを整理する
- 使っていないアプリを削除する
- ダウンロードファイルを確認する
- 必要に応じてキャッシュを整理する
- 「最近削除した項目」を確認する
- 大切なデータはバックアップする
という順番で進めていけば、必要以上に写真を削除せずに済みます。
そして、全部を一日で終わらせる必要もありません。
「今日は10分だけ」
でも十分です。
容量不足の警告が出て困っているなら、まずはスマホのストレージ画面を開いて、一番容量を使っているものを確認するところから始めてみてください。


コメント